Usage
使用方法を解説します。
PCの準備
ダウンロードしたアーカイブをわかりやすいフォルダ(例えばC:) に解凍する。
下記WebページよりPCの環境にあったAnacondaをダウンロードし、インストールする。 https://www.anaconda.com/download/ Anacondaをインストールしたくない場合は”Anacondaをインストールしない場合”を参照
Anaconda Promptを立ち上げ、下記コマンドを実行しpyserialをインストールする。 (Windowsの場合、Anaconda Promptは スタートメニュー → Anaconda3 内にあるのでそちらから立ち上げること。)
> pip install pyserial
Anacondaをインストールしない場合
下記のインストール手順はOSがWindowsの場合の一例です。 各種ライブラリのドキュメントをご覧の上、必要なソフトウェアおよびライブラリをインストールしてください。
下記ページよりPythonの最新版をダウンロードしインストールする。 https://www.python.org/downloads/ その時、下図の枠で囲まれている部分にチェックを入れること もしくはPythonのインストール先にPathを通すこと。
コマンドプロンプトを立ち上げ、下記コマンドを入力しpyserialをインストールする。
> pip install pyserial
TWELITE PAL の準備
BLUE PAL/RED PALにSENSE PALを接続する。
BLUE PAL/RED PALの電池ホルダーにコイン型電池(CR2032)を挿入する。
MONOSTICK の準備
MONOSTICKのアプリ(App_PAL-Parent-xxx-MONOSTICK.bin)を書き換える。
MONOSTICKをリセットもしくはUSBポートに差しなおす。
スクリプトの実行方法
MONOSTICKのCOMポートがCOM6の場合、Anaconda Promptで下記コマンドを実行すると下記のようなデータが出力されます。(Teratermが接続された状態では起動できません。)
> cd C:\PAL_Script
> python PAL_Script.py -t COM6
*** MONOWIRELESS App_PAL_Viewer 1.0.0 ***
{'ArriveTime': datetime.datetime(2018, 12, 25, 12, 16, 15, 148718), 'LogicalID': 6, 'EndDeviceSID': '82012395', 'RouterSID': '80000000', 'LQI': 114, 'SequenceNumber': 3185, 'Sensor': 128, 'PALID': 1, 'PALVersion': 1, 'Power': 2705, 'ADC1': 829, 'HALLIC': 129}
{'ArriveTime': datetime.datetime(2018, 12, 25, 12, 16, 19, 548512), 'LogicalID': 4, 'EndDeviceSID': '82012CD4', 'RouterSID': '80000000', 'LQI': 84, 'SequenceNumber': 10550, 'Sensor': 128, 'PALID': 2, 'PALVersion': 1, 'Power': 2600, 'ADC1': 791, 'Temperature': 27.2, 'Humidity': 20.9, 'Illuminance': 502}
…
スクリプトを終了させるにはAnaconda Promptで'Ctrl+C'を入力してください。
スクリプトの引数
スクリプト実行時に以下の引数を使用できます。
引数:-h
機能:コマンドライン引数の一覧を表示 使用例:python PAL_Script.py -h
引数:-t
機能:MONOSTICKが使用するポート名を指定 設定項目:MONOSTICKのポート名 初期値:Windowsの場合:COM3、Linuxなどの場合:/dev/ttyUSB0 使用例:python PAL_Script.py -t COM6
引数:-b
機能:MONOSTICKが使用するポートのボーレートを指定 設定項目:MONOSTICKのボーレート 初期値:115200 使用例:python PAL_Script.py -t COM6 -b 115200
引数:-l
機能:CSV形式のログを出力 使用例:python PAL_Script.py -t COM6 -l 備考:同一ディレクトリ内にCSVファイルが生成される。 ファイル名はAppPAL_シリアル番号_PAL_YYYYMMDD.csv
CSVファイルの読み方は下記表の通りです。
見出し
値の説明
単位
LogicalID
子機の論理デバイスID
-
EndDeviceSID
子機のシリアルナンバー
-
LQI
LQI
-
Power
電源電圧
mV
ADC*
電圧
mV
HALLIC
マグネットセンサーの状態
-
Temperature
温度
℃
Humidity
湿度
%
Illuminance
照度
Lux
AccelerationX AccelerationY AccelerationZ
加速度
g
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